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「麻原死刑」執行、永田町で「6月説」流れていた 「18年中の執行は必然」

 永田町・霞が関では今春、オウム真理教の元教祖、麻原彰晃死刑囚らの執行について、「6月説」が流れていた。今年1月に関連裁判がすべて終結し、3月には東京拘置所に収容されていた13人のオウム確定死刑囚のうち7人が、他の拘置所(支所含む)に移送されたからだ。

 この移送について、「死刑執行の準備では。通常国会閉会が6月20日予定のため、閉会後に執行するのだろう。9月の自民党総裁選後、内閣改造が行われる。上川陽子法相の交代前にやるのではないか」(永田町関係者)との見方が広がっていた。

 通常国会は7月22日まで延長されたためか、「6月説」は現実とならなかった。執行も通常国会中に行われた。

 2018年という年も意味がありそうだ。

 永田町では「来年は、天皇陛下のご譲位と、皇太子さまのご即位が行われる。再来年は東京五輪・パラリンピックがある。祝賀ムードに水を差さないため、18年中の執行は必然だったのだろう」(同)

 死刑執行にあたり、オウムの残存組織がテロ行為などを起こさないよう、警察や公安調査庁による警備と調査が同時に行われる予定となっていた。警察・公調担当記者の間では、こうした動きも注目されていた。

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