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【有本香の以毒制毒】上川法相の「覚悟」に敬意 麻原元死刑囚ら7人の刑執行に署名 (3/3ページ)

 当時、適用に反対した団体、例えば日本弁護士連合会(日弁連)は、今回の死刑執行にも、「死刑執行に対し強く抗議する」という声明を出している。日弁連に限らないが、かつてオウムの破防法適用に反対した面々と、今回の死刑執行に反発する人々・団体が確実にカブっていることは今後も注目に値する。

 今、もっともらしく「死刑廃止」を言い出すメディアもあるなか、執行命令書に署名した上川陽子法相には敬意を表したい。とかく安手のポピュリズムに堕す政治家が多いなか、毅然と任にあたった上川氏の胆力は、国民の安全を守るに関し底の抜けている日本にあって、まさに一筋の光明である。

 ■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす』(産経新聞出版)、『「小池劇場」の真実 』(幻冬舎文庫)など多数。

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