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永田町・霞が関が“震撼” 東京医科大学「裏口入学リスト」 読売新聞報道「特捜部入手」「官僚の名も」 (1/2ページ)

 永田町・霞が関が大激震しそうだ。文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、同省前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)=受託収賄容疑で逮捕=の息子を不正に合格したとされる東京医科大学が、過去に不正合格させた受験生らの「裏口入学リスト」を作成していたという。読売新聞が13日朝刊で報じた。東京地検特捜部は、大学側から複数のリストを入手したとされる。巨悪は暴かれるのか-。

 同紙によると、数年前のリストには、受験生と受験番号、親や親類の名前が記載されていた。親類として中央省庁の官僚の名前が記されていたこともあったという。

 特捜部では、同大が不正入試を繰り返していたとみて調べている。

 佐野容疑者に私大支援事業の選定で便宜を図ってもらうよう依頼した、同大の臼井正彦前理事長(77)は「官僚にパイプを作ることが大事だ。恩を売っておけばいざというときに助けてもらえる」などと話していたという。

 読売の記事では、リストに掲載された受験生は、「絶対」「できれば合格させる」「合格を依頼されたがどちらでもいい」の3種類のランクに分類され、受験生の合否を最終的に決める「入試委員会」が検討して点数を加算していたと伝えている。

 ある年には、リストに載った約20人のうち10人弱が「絶対」で、ランク付けには臼井氏の意向が強く反映されていたという。

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