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【日本の元気】地元の集まり「西荻PCの会」 22年も続くワケは? (1/2ページ)

 「西荻PCの会」は、巨大地震などに備えることを目的に1996年に発足した私の地元、東京・西荻窪の「お父さん」の会だ。

 きっかけは、杉並区立神明中学校の父親の会。同校に通学する息子、娘のお父さん、約30人が集まったが、最初の会合では、皆、言葉少なくぎこちなかった。しかし、直径1キロほどの学区内のお隣さん同士ゆえ、何とかこの集まりを継続したかった。

 そこで、私が前年に取材をした阪神・淡路大震災の神戸市での学校避難所の大混乱を報告。近い将来襲来する東京直下型地震時に神明中学校に開設される避難所での「お世話役チーム」を作りませんか、と提案した。親しい者同士なら、災害の混乱時でも意思疎通が円滑で、避難所運営でお役に立てるはずだ、と。

 後日、賛同してくれた15人ほどのお父さんが私の仕事場に集まり、「西荻PCの会」が発足した。商社、エネルギー、家電、アパレル、外資系化粧品、夜間高等学校教諭、出版社、総務省官僚、ゲーム企業など職業は実に多種多様。講道館柔道6段(最近昇段)で、地元で開業している名倉接骨院の院長に会長役をお願いした。

 「PC」の「P」は、個人参加(パーソナル)、相互連携(パートナーシップ)、両親(ペアレント)、「C」は地域(コミュニティー)、意志伝達(コミュニケーション)、そして「コンピューターネットワーク」を活用しこの会を維持するという意味を込めて、3つの「P」と「C」を組み合わせた「西荻PCの会」と命名した。

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