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麻原元死刑囚、最期の言葉は「ぐふっ」 井上元死刑囚「まずは、よし」 中川元死刑囚「誰も恨まず…」 (2/2ページ)

 刑務官から最後の言葉を促されると、達観したかのように語った。

 「自分のことについては誰も恨まず、自分のしたことの結果だと考えています。被害者の方々に心よりおわび申し上げます。施設の方にも、お世話になりました」。中川元死刑囚の遺体は翌日、遺族に引き取られた。

 【麻原元死刑囚】

 死刑が執行された6日午前7時、麻原元死刑囚はいつものように自室独房で目を覚ました。出された朝食は残さず平らげたという。

 7時40分、「その時」は突然、やってきた。

 「出房!」

 自室前で足を止めた刑務官は麻原元死刑囚を促した。促されて教誨室に入る。

 刑務官「お別れの日が来ました。教誨はどうしますか」

 麻原元死刑囚「…」

 刑務官「じゃあやらないんだね。遺体や遺品はどうする? 妻や子供たちがいるだろう」

 麻原元死刑囚は、呆然としたまま答えることができないようだった。

 刑務官「妻、次女、三女、四女…」

 すると、麻原元死刑囚は「あぁ、四女」と答え、名前も口にした。「四女だな」と確かめると、最後には「ぐふっ」と、意味不明の言葉を発したという。

 執行室で東京拘置所長から執行を告げられた麻原元死刑囚は午前8時すぎ、暴れることもなく、刑場の露と消えた。

 【遠藤誠一元死刑囚】

 執行された7人のうち、その日のうちに遺体が引き取られたのは教団「厚生省」トップ、遠藤元死刑囚。執行前に唯一、オウムの後継団体「アレフ」に遺体の引取先を指定していた。

 公安当局や関係者によると、“隠れ信者”として信仰を保っていたとみられ、アレフに引き取られた。本人は散骨を希望していたという。アレフの関係者が立ち会うなか12日午後、火葬された。

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