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殺人熱波から命を守る方法、対策3原則は「避暑」「水」「風」 寝間着で布団を掛け就寝で死亡も (2/2ページ)

 前出の稲葉氏は「暑さを避けること」と話す。屋外では日なたを避け、日陰や冷房の効いた建物に逃げること、屋内ではクーラーや扇風機を活用することだという。「寝る際もクーラーつけっぱなしは良くないといわれるが、何もしないで寝るのも良くない」

 「水分もコップ1、2杯の水をこまめにとることが重要」だという。中でも塩分の入ったスポーツ飲料が推奨される。ただし「お年寄りは塩分不足よりも水分の不足による熱中症が多い。利尿作用がある緑茶やコーヒーも、何も水分をとらないよりはいい」(稲葉氏)と説明する。

 また、前出の堀江氏は、水を飲むだけでなく、「体にかけること」の重要性を説く。「体の表面から水が蒸発熱を奪い冷ますことができる。常温の水でいいので、表を歩くサラリーマンでもホテルや駅のトイレで顔を洗ったり、タオルをぬらし首に巻くのも良い」という。

 「風」については、表面の皮膚に直接当てることが推奨される。「扇子やうちわを持ち歩くことに加え、衣服の中に空気が通るような着こなしで、麻やウールなどの天然素材のものが良い」(堀江氏)

 屋内外どこでも安全なところはない。万全の対策で命を守りたい。

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