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【自由民主党総裁選キーマン】石破元幹事長、地方人気は高いが…「最大のカギ」は国会議員の多数派工作 進次郎氏とも連携めざす (1/2ページ)

★(2)石破茂元幹事長

 明らかに顔つきが違い、語気の強さが違った。

 石破茂元幹事長は今月8日、地元・鳥取県で国政報告会を行った。安倍晋三首相の「1強」体制が続いてきた永田町がアウェイなら、ここはホームだ。支援者たちの熱気を受けて、「総裁選出馬」について、次のような言葉を発した。

 「正論を言うと評価を頂くが、(『後ろから鉄砲を撃つ』などと)風当たりは強い。『出るくいは打たれる』というが、出るくいが抜かれることもある。でも、みんなが大勢に従い、誰も本当のことを言わない世の中は、決していい世の中だとは思わない」

 地元を預かり、最後にあいさつに立った桂子夫人はこう言い切った。

 「この後、大きな闘いが待っていると思います」

 石破氏は、総裁選への正式な態度は国会閉幕(22日)後に示すことにこだわっている。与党の一員である以上、国会審議などに影響が出るのは良くないという考えだ。

 ただ、これに対して、「逆に、もっと意思表示すべきだ」という声もある。ある会合で、たまたま居合わせた亀井静香元建設相には「いまの政治じゃダメだから自分が出ると言え!」と迫られるシーンもあった。

 自民党ベテラン議員も「要は権力闘争。政権が弱っているときには声を上げるべきだ」と話す。

 石破氏の地方人気は高く、「地方創生に力を入れ、地方行脚、選挙応援を続けて築いてきた。地方票獲得は前々回のように期待できる」(自民党幹部職員)と予想する。

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