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米中戦直撃…大揺れの韓国、日本にスワップ命乞いも「蚊帳の外」 海外投資家逃げ出す (1/3ページ)

 米中貿易戦争のあおりで、韓国経済が大揺れだ。通貨ウォンの下落と株安は、外国人が投資資金を引き揚げる「コリア・エクソダス(韓国脱出)」の始まりとの悲観論も出てきた。金融危機の際の命綱として、互いの通貨を融通する「通貨交換(スワップ)協定」の再開を日本に求めたが、相手にされないまま「蚊帳の外」。韓国側が反日路線で一方的に協定を破棄した経緯があるだけに、自業自得としかいいようがない。

 「韓国は世界貿易における“炭鉱のカナリア”だ」。ブルームバーグ・エコノミクスのチーフエコノミスト、トム・オーリック氏は、ブルームバーグ上でこんな見解を示している。

 韓国は製造業中心で輸出への依存度が高いことから、米中貿易戦争などの影響を受けやすい。

 そして世界経済の変調を示すように、“鳴き声”は小さくなりつつある。6月の輸出は、前月の13%増から一転して0・1%減に急落。自動車や家電などの輸出が落ち込んだのだ。

 設備投資も3月から5月まで3カ月連続で前月比マイナス。5月は前年同月比でも4・1%減を記録している。消費も伸び悩むなど国内経済が不振に陥っているのは、文在寅(ムン・ジェイン)政権の失政が響いているためだと指摘するのは週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏だ。

 「最低賃金を大幅に引き上げたことが裏目に出て、雇用が悪化し、消費も伸びていない」と分析する。

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