記事詳細

「日本は危機感が足りない」一色正春氏が斬る 中国船が沖縄EEZに7日連続侵入 (2/2ページ)

 一色氏は「想定されるのは、日本周辺に潜水艦を進出させるため、海底地形や潮流などのデータを集めているのではないか。中国が太平洋進出を狙い、台湾と沖縄を領有する野望を抱いていることを日本は忘れてはならない。東シナ海の地質調査とも考えられる。日中のEEZ境界線に関する客観的基準は定まっておらず、『言ったもん勝ち』というのが実態だ。海底資源獲得のために、地質調査を通じて、国連に大陸棚の延長を申請するつもりではないか」と分析した。

 日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増す一方だが、会期末の国会は与野党の攻防に費やされている。一色氏は続けた。

 「国会の現状には、あきれるばかりだ。メディアの報道も、中国船の連続航行を等閑視(=なおざりに)している。危機感が欠落している。日本には、外国船による日本のEEZ内の調査を防止する法律はない。国連海洋法条約と整合性を取りながら、早急に国内法を整備すべきだ」

関連ニュース