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都内で初の40度超え “殺人熱波”今週ピークに

 いったい、どこまで暑くなるんだ。日本列島は23日も高気圧に覆われ、今年一番の暑さとなり、ついに東京都内でも観測史上初となる40度超えを記録した。専門家はこの暑さはまだ続くと指摘。気象庁は熱中症への対策を呼びかけるが、22日夜から23日朝にかけて高齢者が2人死亡するなど被害がとまらない。

 気象庁によると、23日午後、東京都青梅市で40・8度を観測。都内で観測史上初の40度超えとなったほか、埼玉県熊谷市で40・7度、岐阜県多治見市で40・5度に達し今年一番の暑さとなった。

 22日には3人が死亡。さらに22日夜から23日未明にかけては、埼玉県秩父市の90歳の男性や、栃木県佐野市の95歳の女性が熱中症とみられる症状で死亡した。

 気象予報士の森田正光氏は「今週はまた暑さのピークが訪れる。今年は東京都内で39・5度を記録した2013年に匹敵する猛暑」と指摘。さらに「14年に東京の観測地点が大手町から北の丸公園に移転した。北の丸公園の気温は大手町の気温よりも低いので、都心でも39~40度を記録することがあれば、実際はそれ以上になっているともいえる」と続ける。

 暑さはいつまで続くのか。森田氏は「暑さのピークは10日ほど続いてから、2日程度の間隔を置いて再び訪れる」とし、「この順番は9月上旬をすぎてもまだ続く可能性があり、10月までは油断できない状況が続く」と呼びかける。

 6月中の梅雨明けから9月いっぱいまで、今年は“異常に長い夏”になりそうだ。

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