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東京医科大裏口入学事件で密談音声「あと5点、10点ほしかったですね」 TBS報道

 東京医科大の裏口入学事件で、受託収賄罪で起訴された文部科学省前局長、佐野太被告(59)と大学前理事長の臼井正彦被告(77)=贈賄罪で起訴=らが、佐野被告の息子の合格の見返りに、文科省の支援事業選定で便宜を図るよう依頼したとみられる密談の音声データを入手したとTBSが報じた。

 音声データは昨年5月、東京都内の高級飲食店での密談を録音したものだという。臼井被告が佐野被告の息子について「まあ、来年は大丈夫だと思いますが、もうあと5点、10点ほしかったですね」と発言。支援事業の選定について「(申請書を)出す前にちょっと、ご指導たまわることができればと思ってる」と切り出すと、佐野被告は「この件は承りましたので」などと了承したと受け取れる返事をした。

 密談の終わりには「今度はきちっと勉強して」(佐野被告)「うちに予約しておいでください」(臼井被告)と話し、別の人物からは「予約入学」という言葉まで飛び出した。東京地検特捜部も音声データを入手しているといい、事件の全容解明につながる重要な証拠として捜査している。

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