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“ドン青木”号令、参院の竹下派が石破氏支持へ 自民党総裁選

 9月の自民党総裁選をめぐり、党内第3派閥の竹下派(平成研究会、55人)の参院議員(21人)が石破茂元幹事長の支持に回ることが分かった。かつての「参院のドン」こと、青木幹雄元参院議員会長が強権を発揮したという。同派衆院議員の大半は連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)を支持する方針。総裁選は首相と石破氏の事実上の一騎打ちとなる公算が大きく、石破氏は石破派(水月会、20人)を含め党所属国会議員(405人)のうち50人前後を固めたことになる。

 複数の党幹部の証言によると、政界引退後も存在感を示す青木氏が、竹下派会長代行の吉田博美参院幹事長に対し「石破氏でいけ!」と、同派の参院議員21人全員をまとめるように指示した。吉田氏は派内に安倍首相に近い議員が多いことから抵抗したが、最終的に受け入れた。

 これを受け、派閥会長の竹下亘総務会長らは調整を加速させる。派閥としての対応は所属議員から意見聴取したうえで、8月9日の会合で決定する予定だったが、スケジュールが早まる可能性もある。

 青木氏は以前、石破氏と疎遠だったが、長男の青木一彦参院議員の島根選挙区が石破氏の地盤の鳥取選挙区と合区されたことを契機に関係を修復した。

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