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文科省“底なし”腐敗体質 今度は770万円横領も職員の氏名公表せず… こんな腐りきった役所に教育任せられるのか (1/2ページ)

 文科省の腐敗体質が「底なし」の様相を呈している。局長級幹部による一連の汚職事件に続き、今度は課長補佐級職員による横領行為が発覚したのだ。フジテレビは7月31日午前、独自ニュースとして、JAXA(宇宙航空研究開発機構)をめぐる汚職事件で、同省の戸谷一夫事務次官も、東京地検特捜部から任意で事情を聴かれたと報じた。「魚は頭から腐る」というが、この組織に「自浄作用」は期待できない。識者は、幹部の総入れ替えによる綱紀粛正が不可欠だと指摘する。

 横領行為が発覚したのは、京都教育大(京都市)に出向していた40代の課長補佐級職員。保護者らでつくる教育後援会の会費約770万円を着服したとして、懲戒免職処分となったのだ。

 職員は、2015年4月から今年3月末まで出向し、教育後援会会費の管理を委託されていた。15年10月ごろから複数回にわたり、口座から会費を無断で引き出し、飲食や衣服の購入などに使ったという。

 大学側によると、職員は全額を返済し、後援会側は告訴しない方針。同省は、個人が特定される可能性があるとして、職員の氏名や役職などを公表していない。組織で身内をかばって、子供をどう教育するのか。「大甘」と言わざるを得ない。

 一方、JAXAをめぐる汚職事件でも、新たなニュースがあった。

 文科省前国際統括官の川端和明容疑者(57)=収賄容疑で逮捕=が昨年、「霞が関ブローカー」と呼ばれる医療コンサルタント会社の元役員、谷口浩司容疑者(47)=贈賄容疑で再逮捕=に、当時スポーツ庁に出向していた局長級幹部を紹介していたという。

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