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【瀕死の習中国】「米中百年戦争」の行方…半世紀後、軍配はどちらに上がるか? (1/2ページ)

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 「米中百年戦争」が始まっている。

 根底に流れるのは世界的ヘゲモニー(=覇権)を持つ国は、新興国の台頭を許さない-という古今東西の歴史的原則である。

 古代ギリシャの二大都市、アテネとスパルタの「ペロポネソス戦争」は2次にわたった。第1次(紀元前460~同445年)は混戦、第2次(同431~404年)はスパルタの勝利に終わり、ペルシアを巻き込んで、結局はマケドニアの台頭を促した。

 「西洋文明発祥の地」といわれたギリシャの国力は弱まり、やがて衰退に向かった。ペロポネソス戦争は54年も続いた。

 ローマがカルタゴを滅ぼした「ポエニ戦争」は3次にわたった。第1次(同264~241年)はシチリアをめぐり、第2次(同219~201年)では、カルタゴの猛将ハンニバルがローマに迫った。ローマは敗戦直前に追い込まれた。

 第3次(同149~146年)で、カルタゴは今日の日本のように無防備で戦って滅ぼされた。実に、ポエニ戦争は118年続いた。

 「米中百年戦争」を、何をもって始まりとするかは、後世の歴史家が算定するだろう。シナ事変から中華民国支援を開始し、第2次世界大戦以後、特に朝鮮戦争以後、敵対関係となった米中関係を「第1次米中戦争」と見るならば、現在は貿易をめぐっての「第2次米中戦争」である。

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