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安倍首相、改憲に意欲表明「憲法改正案、次の国会に」 金正恩氏とのトップ会談目指す 自民総裁選 (1/2ページ)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は12日、地元の山口県下関市で開かれた長州「正論」懇話会の設立5周年記念会で講演し、秋の臨時国会で、党の憲法改正案提出と改憲論議の進展を目指す考えを表明した。石破茂元幹事長との一騎打ちが想定される9月の総裁選で、憲法改正を主要争点とすべきことも訴えた。総裁選を機に、国会での改憲論議が熱を帯びるのか。

 「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、取りまとめを加速すべきだ」「いつまでも議論を続けるわけにはいかない。政治は結果であり、幅広い合意を得て実現する」

 安倍首相は講演でこう強調し、党是であり、自身の悲願でもある改憲への意欲を重ねて示した。

 総裁選を念頭に「誰が総裁になろうとも、その責任を果たしていかねばならない。党員の間でしっかりと議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待する」とも語った。

 総裁選で「論戦の焦点」となりそうなのが、憲法9条だ。

 安倍首相は、国民を守るために任務や訓練に励んでいる自衛隊が違憲とされる可能性を排除するため、9条への自衛隊明記を提起し、自民党の改憲案にも盛り込まれた。中国が軍事的拡張路線を強め、米国のプレゼンスが後退するなか、「自衛隊の法的安定性を確立する」という信念だ。

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