記事詳細

【永田町・霞が関インサイド】揺るがない安倍首相「3選」と大叔父・佐藤栄作氏の教訓 (1/2ページ)

 自民党の石破茂元幹事長は10日夕、国会内で記者会見し、9月の党総裁選に出馬すると正式表明した。「森友・加計学園」などを念頭に置き、「政治が国民の皆さま方に対して、誠実で謙虚で正直に勇気を持って真実を語る姿勢が必要だ」「今日の政治が国民から信頼を得ているかが、今回の総裁選で問われている」などと述べた。

 要は、石破氏自らが、安倍晋三首相(総裁)に“ガチンコ相撲”を挑むという「果たし状」である。

 総裁選の勝敗は自明であり、安倍首相の「総裁3選」は揺るがない。

 だが、注目すべきは安倍首相の勝ち方である。国会議員405票の7割以上が安倍首相に一票を投じることは確実だ。

 ところが、今回の総裁選は地方票(405票)の行方が読みにくい。石破氏が地方票の半数近くを獲得すれば、大善戦といえる。

 他方、安倍首相が、石破氏を完膚なきまでに圧勝すれば、今秋以降、首相の求心力はさらに高まる。それは総裁選後に行われる内閣改造・党役員人事に反映する。

 ここで想起されるのは、1970年10月、佐藤栄作首相が、三木武夫氏らを破って4選を果たした総裁選である。

関連ニュース