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富田林署から逃走した強姦魔「懲役25年以上」も 大阪府警大失態…接見室に隙間、ブザーの電池抜き取り、防犯カメラも不鮮明 (1/2ページ)

 “走る強姦魔”が大阪・富田林を恐怖に陥れている。富田林署から住所不定、無職の樋田淳也容疑者(30)が逃走してから3日目となった14日、警察は3000人態勢で行方を追っているが足取りはつかめていない。20代女性に対する強制性交や強盗傷害などを繰り返し、逮捕された樋田容疑者は加重逃走容疑も加わり、「最悪で25年以上の懲役もあり得る」(専門家)という。一刻も早く出頭するのが身のためだ。

 樋田容疑者が逃走した富田林署付近には富田林小、第一中など学校施設もあり、街中に警察官が立ち、パトカーで巡回するなど緊張感が走っている。

 府警捜査1課は13日、同署に捜査本部を設置、加重逃走容疑で全国に指名手配し、顔写真を公開。身長163センチの中肉中背で黒の長袖ジャージーと灰色のスエットズボン姿だった。

 樋田容疑者は12日夜、強制性交未遂容疑で再逮捕、勾留され、弁護士と接見後、同署2階にある接見室のアクリル板を押し破り、弁護士側の扉から逃走。アクリル板と金属製の縁との間には約10センチの隙間が空いていた。扉には開くとブザーが鳴る装置を設置していたが、同署では「接見終了時に弁護士が署員に声を掛けるので不要」として電池を抜き取っていた。

 電池を抜いていたのは府内65署で同署だけで、府警では、勾留中の別の容疑者らからうるさいとクレームがあった可能性があると釈明している。

 署の駐車場では樋田容疑者のものとみられるサンダルが見つかり、接見室の隣室にあった署員のスニーカーがなくなっていた。2~3メートルの塀を乗り越えた可能性がある。

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