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沖縄知事選、まさかの鳩山氏が出馬!? 保守は佐喜真氏で一本化なるか 革新は城間氏の出馬が有力視 (1/2ページ)

 翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選が、9月13日告示、30日投開票の日程で行われることが決まった。当初の11月から前倒しされ、保守と革新の両陣営で候補者調整が難航している。保守系勢力は、立候補を正式表明した同県宜野湾市長のもとで「一枚岩」になれるかに不安が残る。一方の革新陣営は、現職の市長や副知事、参院議員に加え、元首相まで取り沙汰される乱立状態だ。

 知事選では、翁長氏が反対した米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設が焦点となる。県による埋め立て工事承認の撤回手続きが進むなか、与野党の総力戦となる見通しだ。

 革新陣営は「翁長氏の遺志を継ぐ」を前面に掲げ、共産党や社民党、労組などでつくる「オール沖縄」が中心となって、候補者の選定を急ぐ。

 関係者によると、那覇市長の城間(しろま)幹子氏(67)が有力視されている。すでに10月に行われる市長選への出馬を表明しているが、「翁長路線」を継承する初の女性知事への待望論が高まっているという。

 さらに、謝花(じゃはな)喜一郎副知事や、来年改選を迎える無所属の糸数慶子参院議員(70)=沖縄選挙区=の名前も挙がる。果ては、首相時代に普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」と公約し混乱の元凶となった鳩山由紀夫氏(71)まで取り沙汰されているという。

 沖縄事情に精通する評論家の篠原章氏は「オール沖縄が『翁長氏の遺志を継ぐ』という実体不明のムードを醸成し、弔い合戦に持ち込む狙いではないか」と指摘する。

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