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検証記事に加えて…朝日新聞、慰安婦報道「訂正・おわび」も検索回避設定

 朝日新聞社が2014年8月、吉田清治氏の「済州島で慰安婦を強制連行した」との証言を虚偽と認めた検証記事の英訳がグーグル検索を回避する設定となっていた問題が波紋を広げている。「設定解除作業の漏れがあった」として意図的ではなかったと説明するが、日本語の「訂正とおわび」記事も検索を回避する設定になっている。矛盾はないのか。朝日新聞を再び直撃した。

 慰安婦報道の検証記事の英訳のうち2本について、サイトの設計図にあたるソースコードに「no index」など検索を回避するタグ(本文以外の情報を付与するもの)が打ち込まれていたが、朝日は指摘を受けて削除。夕刊フジの取材にテストページを作る際の「設定解除作業の漏れ」と説明した。

 一方、「朝日新聞デジタル」には過去1週間分の「訂正とおわび」が掲載されているが、各記事に検索回避のタグが打ちこまれているのが確認できた。これは意図的ではないのか。

 同社広報部に聞いてみると、訂正やおわびがある場合、見出しにその旨を明記したうえで、訂正後の本文と「訂正・おわび」の記事を結合して掲載しており、検索も可能だという。「訂正・おわび」のみの記事については「本文内の訂正と重複するために一般的な検索からは除外しています」との回答だった。

 実際に確かめたところ、訂正後の本文と「訂正・おわび」が結合した記事や、1週間分の「訂正・おわび」の一覧は検索可能だった。

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