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石破氏、キャッチフレーズ変更を検討 個人攻撃との批判が影響か 本命「政策至上主義」?も、安積明子氏「小心、姑息、石破茂」

 自民党の石破茂元幹事長が、総裁選(9月7日告示、同20日投開票)で掲げる「正直、公正、石破茂」のキャッチフレーズについて、告示前の変更・封印を検討しているという。党内から「安倍晋三首相(党総裁)を念頭に置いた個人攻撃だ」といった批判が噴出していることへの対抗措置のようだ。

 私は、10日の出馬会見でこのキャッチフレーズを見たとき、「いかにも石破氏らしい言葉の選び方だ」と思った。ただ、他人をあてこすることで自分の立場を高めようとするのは、はっきり言って品がない。

 本来、石破氏は「政策通」といわれてきた。ガチガチの農林族だが、防衛問題もオタクレベルで、鳥取県選出だけに過疎問題にも詳しい。だが、出馬会見では、政策パンフレットの配布もなかった。

 人を統率する力も「?」だ。幹事長経験者ながら、自分も含めて派閥のメンバーが20人というのは、総理総裁を目指すには少なすぎる。

 さて、新たなキャッチフレーズだが、変更するとすれば政策通を全面的に押し出すものになるだろう。例えば、新著(新潮新書)のタイトルである「政策至上主義」などが有力候補に挙がるのではないか。

 ただ、今回のドタバタ劇を見ていると、政治家として「正直」というより「小心」で、「公正」というより「姑息(こそく)さ」がにじみ出た気がする。大事な祖国を任せるには不安ばかりだ。私の個人的イメージは「小心、姑息、石破茂」に固まりつつある。(政治ジャーナリスト、安積明子)

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