記事詳細

分裂騒動から3年…どうなる山口組 三つどもえ対立で勢力再編なら他組織暴発も (1/2ページ)

 国内最大の指定暴力団山口組が、分裂騒動で対立組織に移籍した元組幹部らに対し、復帰に応じる意向を示していることが26日、警察関係者への取材で分かった。産経新聞(電子版)が報じた。山口組分裂から27日で丸3年。「山口組」を名乗る3つの指定暴力団が併存し、三つどもえの対立が続く中、勢力再編の動きが新たな抗争事件の呼び水となる恐れもあり、警察当局はを強めている。

 山口組では2015年8月、組織運営に不満を抱く幹部らが神戸山口組を結成する分裂騒動が発生。さらに神戸山口組でも枝分かれが進み、昨年4月には任侠団体山口組(のちに任侠山口組と改称)が誕生した。

 警察関係者によると、山口組側は、3年前の分裂騒動の際に「絶縁」などの重い処分を受けた一部の元最高幹部らを除き、組への復帰を希望する元組幹部らの受け入れを水面下で表明。9月上旬を期限に、一部の元組幹部とは復帰時期や条件について調整を進めているとされる。

 さらに、一時は任侠山口組トップの織田絆誠代表も復帰に前向きな意向を示して交渉したが、条件面で折り合わなかったとの情報もある。

 3組織を構成員数で比べると、任侠山口組が約460人(今年2月1日時点)で、神戸山口組は約2000人(同)。山口組は約4700人(昨年末時点)と2組織を圧倒し、全国最大の指定暴力団としての地位が揺らぐ気配はない。

関連ニュース