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トランプ氏、対中制裁“第3弾”発動へ 22兆円分の輸入品に関税 米韓両空軍は12月大規模合同演習か (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が側近に対し、中国からの年2000億ドル分(約22兆2000億円)の輸入品に対する第3弾の制裁関税を来週、発動させる意向であることを明らかにした。ブルームバーグ・ニュースが報じた。トランプ氏は「北朝鮮の非核化」が進展しない原因としても、習近平国家主席率いる「中国の圧力」を指摘している。米韓両空軍が12月、大規模合同演習(ビジラント・エース)を実施するとの情報も浮上した。

 懲罰的な追加制裁は、産業界からの意見聴取の手続き期限である9月6日を過ぎればすぐに発動する案と、後日発動する案があるという。

 中国からの昨年のモノの輸入額は約5000億ドル(約55兆5000億円)だった。米政権は計500億ドル(約5兆5500億円)分に対して制裁関税を課しており、2000億ドル分の輸入品も対象に加われば、輸入額全体のほぼ半分となる。知的財産権の侵害が理由だ。

 米中両政府は8月22日から2日間、ワシントンで通商問題をめぐり次官級の協議を開いたが、進展はほとんど見られなかった。米国が第3弾の発動に踏み切れば、中国は対抗措置として600億ドル(約6兆6600億円)分の米国からの輸入品に報復関税を課す考えだ。

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