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ブラジル大統領選ボルソナロ氏、選挙運動中に腹部を刺され重傷 刺した男性の動機は不明

 10月実施のブラジル大統領選に立候補している右派ボルソナロ氏(63)が6日、南東部ジュイスデフォラで選挙運動中、男に腹をナイフで刺され重傷を負った。同氏はかつての軍事政権を肯定するなど過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる一方、各種世論調査では高い人気を誇る。

 大統領選にはこれまで支持率トップを走りながら、収賄罪で収監中の左派の元大統領ルラ被告(72)も出馬表明しているが、最終的には立候補できない見通し。ルラ氏に次いで人気のボルソナロ氏が選挙活動を続けられるかは不明で、選挙戦は混沌としてきた。

 ボルソナロ氏は支持者に肩車されて街頭を練り歩いていたところをいきなり刺された。刺した男(40)は現場で取り押さえられた。警察の調べに意味の分からないことを話しているという。

 ボルソナロ氏は病院で手術を受け容体は安定しているというが、傷は腸にまで達しており、同氏の息子はツイッターに「思ったより(けがは)重い」と書き込んだ。(共同)