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石破氏、沖縄向け動画で「玉城氏援護」「米軍集中は『反基地闘争』回避のため」 佐藤守・元空将「とても首相は任せられない」 総裁選 (2/2ページ)

 知事選の争点とされる「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設」について、革新系で自由党前衆院議員の玉城デニー氏(58)が反対を訴える一方、保守系の前宜野湾市長、佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=は、是非を明言せず、慎重な態度を貫いている。

 石破氏の主張は、革新勢力の「反基地感情」に火を付け、玉城陣営を利することになりかねない。自民党関係者は「どういう意図で言っているのか」と憤りを隠さない。

 沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「防衛相経験者として、とんちんかんな発言で、沖縄(の革新勢力など)に媚びているように感じる」と述べ、続けた。

 「沖縄は、朝鮮半島や中国、台湾まで、戦闘機なら数時間で到達できる戦略的要衝だ。米軍基地が集中しているのは、中国や北朝鮮などへの威嚇のメッセージにもなっている。元防衛相なら、そうした地政学的意義を丁寧に説明し、沖縄県民の理解を得るよう努めるべきではないのか。とても首相は任せられない」

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