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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】基地を置くのは裏切り行為!? 玉城氏の「お花畑防衛論」に驚き… 県民の見識問う沖縄県知事選 (2/2ページ)

 ところが、玉城氏は、安倍政権を「わが国の上空に飛んでくるミサイルを迎え撃つ。戦争の有事の前提をつくっている」と批判している。つまり「悪いのは安倍政権」と言っているのだ。

 この論法はこれまでも、左派のコメンテーターやマスコミが安倍政権批判に使っていた。そもそも、彼らは「軍事力は殴りそうな相手を抑止するためにある」という基本が分かっていない。

 玉城氏の話は、さらにそこから地球平和論にも発展していく。

 「基地のいらない平和な状況をつくるには戦争をしないという前提です。平和外交でお互いの国を発展させていく。それが地球全体に波及していけば、それぞれの国の良さを利用して高めていくことができる」

 日本と米国が沖縄の米軍基地を全廃したら、中国は尖閣諸島に攻めてこなくなるのか。北朝鮮が核とミサイルを廃棄するのだろうか。

 こんな人物が知事になったら、沖縄の支持者だけでなく、中国や北朝鮮は大喜びだろう。祝電どころか、祝意表明の代表団を送ってくるかもしれない。そうなったら、歓迎の中国国旗(五星紅旗)が沖縄中にはためくのではないか。光景を想像するだけでも、ぞっとする。

 私は、佐喜真氏に沖縄活性化もさることながら、ぜひ玉城氏と正面から安全保障論議をやってほしいと思う。沖縄県民の見識が問われている。

 ■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革推進会議委員などの公職も務める。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。最新刊に『ケント&幸洋の大放言!』(ビジネス社)がある。

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