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町田69歳女性殺害から1週間…いまだ残る「不可解」な3つの謎 

 東京都町田市の高齢者施設で、入居者の無職、関初枝さん(69)が自室で殺害された事件は、28日で発覚から1週間を迎えるが、いまだ不可解な謎が残る。防犯カメラには不審者の姿がなく、施設内の構造を熟知した犯人像が浮かぶ一方、室内を物色しつつも金品が盗難された形跡がないことや、病弱な関さんを頭の骨が折れるほど強く殴っている。

 事件が発覚したのは、21日午前6時すぎ。隣室に住む関さんの夫(70)が日課の犬の散歩のため関さんの部屋に出向くと鍵が施錠されたままだった。異変を感じた夫が合鍵で部屋に入ると、変わり果てた関さんが横たわっていたという。

 施設内には11台の防犯カメラが設置されていたが、施設玄関や駐車場などから不審者の出入りは確認されず、関さんの部屋の出入り口が写ったカメラにも不審者の影はなかった。警視庁町田署捜査本部は部屋から中庭に通じる掃き出し窓を侵入経路とみているが、室内には土足で歩いた形跡が見つからなかった。

 室内は一部のタンスの引き出しが開けられ、血液が付着していたが、中に保管されていた現金や貴金属は手つかずのままだった。発見時、関さんは首の辺りまで布団がかけられ、抵抗した際にできる防御創が確認されなかったことから、就寝中や寝起きなどの状態で襲われた可能性が高い。

 頭部には陥没骨折などがあり、鈍器などで殴られたことによる脳挫傷などが死因と判明。捜査本部は確定的な殺意があったとみている。

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