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主要都市ランキングが波紋 圏外4政令市の実情は… 首都圏で唯一入れなかった千葉市の弱み (1/2ページ)

 日本の主要72都市の特性を分析し、作成した初めての「都市ランキング」が波紋を広げている。京都や福岡、大阪などが順当に上位に入ったが、全国20の政令指定都市のうち、千葉、川崎、相模原、堺の4市がトップ30の圏外となってしまったのだ。各市に言い分や対策を聞いてみると-。

 ランキングは森記念財団都市戦略研究所がまとめたもので、日本の72都市を経済・ビジネス▽研究・開発▽文化・交流▽生活・居住▽環境▽交通・アクセス-の6項目から評価した。東京23区は別にランク付けした。

 72都市の総合ランキングはトップ30まで公表されているが、2010年に政令市に移行した相模原市(神奈川県)は圏外だった。

 同研究所の担当者によると、相模原市が直面する課題は「休日の人の少なさ」。都心や横浜市へのアクセスが良いことから休日を相模原で過ごす人が少ないのだという。

 同市の都市政策担当者は「相模原市は水と緑に恵まれた土地。近くの高尾山などとも連携し、観光コンテンツの拡充を検討している。近年では圏央道も開通し、近い将来にはリニアの停車駅も設置されることから、遠方の観光客が足を運びやすくなる」と話す。

 神奈川県の政令市では、川崎市も圏外。調査では「物価水準の低さ」が72都市で最下位。つまり物価の高さがネックとなっているという。同市の担当者は「調査手法など詳細を確認していきたい」としている。

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