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【富坂聰 真・人民日報】富豪ランキングでトップ3独占! 中国女性が「強すぎる」3つの理由 (1/2ページ)

 中国の女性は強い--。

 こういった表現は世界各国にあふれていて、決して中国の専売特許とはいえないかもしれない。

 しかし、ビジネスの世界で、男性の社員をあごで使い、貪欲に利益をもとめてエネルギッシュに動き回っている姿は、やはり中国人女性のイメージと重なるのではないだろうか。

 かつてこの連載でも取り上げた「職場(主に官僚だったが)のパワハラ」や「逆セクハラ」も、しょっちゅうメディアで取り上げられ、大きな話題となっている。

 党中央の指導層では、いまだ男性優位の状況が顕著だが、社会全体に目を向ければ女性の活躍は著しいということができるのだろう。

 さて、そんな状況を受けて、いま中国で話題なのが「中国の労働参加率の高さ」である。労働参加率の高さこそが、中国の力強い経済発展を支えている一つの原動力だという論理がテレビや各紙誌でにぎやかに展開されているのだ。

 根拠となる数字は世界各国が発表しているもので、中国国内の統計ではないことも、より彼らのプライドを刺激しているようなのだ。

 ところで、なかでも話題の中心はどこなのかといえば、中国全体の数字を押し上げた原因で、それこそが女性の労働参加率の高さであった。

 アメリカの労働統計局によると、中国の女性の労働参加率はほぼ70%。これは、〈フランス男性の労働参加率である62%を大きく上回り、中国女性の奮闘ぶりと家を養うという意識の高さを表している〉(騰訊財経)という具合だ。

 社会主義を掲げる中国では、そもそも女性が働くことは当然で、家事の分業化もずい分早くから定着(もちろん都市部での話だが)していた。

 女性の上司も同様で、1990年代を過ぎると女性の「社長」というのも続々と登場した。

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