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【大前研一 大前研一のニュース時評】旭日旗、慰安婦…韓国の言いがかり「そこまで言うなら占領統治の象徴である青瓦台に住むのはやめろ!と日本は言うべき」 (1/2ページ)

 11日に韓国・済州島で行われた国際観艦式について、防衛省は海上自衛隊の護衛艦派遣を見送った。韓国が自衛艦旗である「旭日旗」の掲揚自粛を求めていたからだ。

 岩屋毅防衛相は「自衛艦旗は自衛隊法などの国内法令で掲揚が義務づけられている。国際法上も国の軍隊に所属する船舶であることを示す『外部標識』に該当する」と見送りの理由を説明した。

 これは当然のことだ。韓国は日本海軍の軍艦旗として使用された自衛艦旗を「戦前の日本軍国主義の象徴だ」と主張している。しかし、日本と激戦を交えた米国を含め、現在、旭日旗は国際社会に浸透している。

 麻生太郎副総理兼財務相の祖父で、自衛艦旗を最終的に承認した吉田茂元首相も、「世界中でこの旗を知らぬ国はない。どこの海にあっても日本の艦だと一目瞭然で、まことにけっこうだ。海軍の良い伝統を受け継ぎ、海国日本の守りをしっかりやってもらいたい」と語っていた。

 韓国が自衛艦の旭日旗に反対しているという話は、これまでにも何回かあった。しかし、船が寄港できないような問題にまで発展したことは今までなかった。実際、韓国での国際観艦式は1998年、2008年にもあったが、そのときは自粛要請はなく、海自の護衛艦は旭日旗を掲げて参加している。

 実はこの問題は20年前、当時の小渕恵三首相と韓国の金大中大統領の間ですべて解決している。それなのに、韓国はこういう問題を今ごろになって持ち出してきている。

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