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「自殺アイドル」の闇と悲哀 無給は当たり前、自宅や学校もバレやすく… メンバーの中に愛人いるケースも (1/2ページ)

 愛媛県を拠点とするアイドルグループ「愛の葉Girls(えのはガールズ)」元メンバーで、3月に自殺した大本萌景(ほのか)さん=当時(16)=の遺族が、所属会社によるパワハラや過酷な労働環境があったとして提訴した。「ご当地アイドル」や「地下アイドル」をめぐっては、ほかにも事務所やファンとのトラブルも少なくない。その闇とは-。

 「つらい」「裏切られた」「社長が怖いんよね」。亡くなる直前、萌景さんは周囲にこう漏らしていたという。訴状などによると、萌景さんは2015年7月にグループに入り、研修生を経て翌年からレギュラーメンバーに昇格したが、徐々に「辞めたい」と口にするようになったという。

 研修生の報酬はゼロ。レギュラーメンバーに昇格後は月平均3万5000円を受け取っていたが、半年で約1万3000円の時もあったという。また物販などのイベントでの拘束が1回に平均10時間以上あり、午前4時半から翌朝2時までの過重労働もあったと主張している。

 ライブハウスやイベントでの活動をメーンとする「ご当地アイドル」や「地下アイドル」は、ネットの普及で急速に拡大した活動形態だ。比較的活動のハードルが低く、芸能活動に憧れを抱く小中高生にとっては芸能界への登竜門の役割を果たすこともある。

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