記事詳細

【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】意外! 日本は「隕石大国」だった (1/2ページ)

 愛知県小牧市で9月下旬、民家の屋根に隕石(いんせき)が落ちて穴を開けた。隕石の大きさは10センチほど、重さは550グラムだった。

 私たちはふだん忘れているが、地球は宇宙に浮かんだ球で、落ちてくる隕石は防ぎようがない。いつか貴方の頭に落ちるかもしれないのだ。

 2000年から13年の間に26個の大きな隕石が地球に落ちてきた。この大きな隕石が地球に衝突したときのエネルギーはすさまじく、TNT(トリニトロトルエン)火薬にして最大60万トンの威力があった。

 13年にロシア西南部・チェリャビンスクに落ちた隕石は約17メートルの大きさだった。衝撃波で東京都の面積の7倍もの範囲で4000棟以上の建物を破壊し、重軽傷者1500人を生んだ。

 小牧に落ちたような隕石が建物を直撃するのは、日本では03年の「広島隕石」(広島市)以来15年ぶり。建物を直撃しなかったものも含めると、国内では今年2月の「長良隕石」(岐阜市)以来で、52個目になる。

 隕石は地球や惑星の起源や宇宙を知るための貴重な財産だ。

 今回は落ちてすぐ見つかった。だが、地面に落ちてしまったら、そのへんにある石と見分けるのは至難の業である。

 あまり知られていないが、日本が所有する隕石は世界有数の多さなのだ。それは、もっぱら南極の氷の上で拾い集めたからだ。一面に白い氷の上の隕石は見つけやすい。

関連ニュース