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サウジ記者殺害、トルコ大統領が皇太子の関与示唆か 「政府最高位が指令」

 サウジアラビア人記者、ジャマル・カショギ氏の殺害事件をめぐり、トルコのエルドアン大統領は2日、米紙ワシントン・ポスト電子版への寄稿で、殺害は「サウジ政府最高レベルからの指令」だったと指摘した。

 「サルマン国王が命令したとは全く思っていない」とも念押ししており、直接の言及こそないものの、息子のムハンマド・ビン・サルマン皇太子が関与したとの考えを示唆したとものとみられる。

 エルドアン氏は寄稿で、2001年の米中枢同時テロが航空機ハイジャック犯だけによる犯行ではなかったように、今回の事件も実行犯のサウジ治安当局者ら以外が関与したとし、背後にいる黒幕を暴き出さなければならないと強調した。

 皇太子はトランプ政権高官との電話会談をカショギ氏失踪数日後に行い、同氏をイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の一員で危険人物だと指摘したとも報じられている。

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