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「糖尿病AI予測」が公開見合わせ 厚労省“横ヤリ”で… 「本質には問題ないのに」関係者は不満の声 (1/2ページ)

 夕刊フジでも紹介した国立国際医療研究センターの「糖尿病リスク予測ツール」が、公開を見合わせていることがわかった。厚生労働省から法律上の問題があるとして、表記の変更などを要請されたためだという。関係者からは「本質には何も問題がないのに」と不満の声も漏れている。

 予測ツールは、糖尿病と診断されたことがない30~59歳が対象で、健康診断のデータを入力するだけで、人工知能(AI)が発症確率をはじき出すというものだ。

 先月24日に公開されたばかりだが、翌25日夕、同省の担当者から一部表記の変更などを求められたという。

 同センターの臨床研究センター疫学・予防研究部の溝上哲也部長によると、具体的に変更を求められたのは、予測結果を表示するページ中の「あなた」という表記などだという。

 同省の担当者は、「医薬品・医療機器法(旧薬事法)に基づいて表記の変更を要請した。『あなた』という形で個人を特定してリスク情報などを提示することは、いわゆる診断行為にあたる。ネット上で診断行為を行う同ツールは『プログラム医療機器』に分類され、ネット上で公開するためには別途申請を行う必要が生じる」と説明する。

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