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カナダで歴史教材の旭日旗を撤去 韓国系生徒が署名活動

 【ニューヨーク=上塚真由】カナダ西部バンクーバー近郊のラングリー市の中高一貫校で、韓国系の生徒が、歴史の教材として教室の壁に貼られていた旭日旗の撤去を求める署名活動を行い、学校側が旗を撤去していたことが20日までに分かった。複数の地元メディアが報じた。

 同校では、20世紀の歴史の影響力や意味合いなどを議論する目的で旭日旗を使用していたという。韓国系の生徒は、歴史の授業に参加していなかったが、教室の外から旭日旗を見かけ、友人らとともに17日にインターネット上で署名活動を開始。旭日旗は「日本の帝国主義の象徴だ」とし、「日本の戦争犯罪を想起させて極めて不快」と撤去を訴え、2日間で1万近くの署名を集めた。

 地区の教育委員会の担当者は19日、地元メディアに対し、(撤去を求めた)生徒や保護者と議論を深めるため、一時的に撤去することにしたと説明。撤去を求める活動について「本来の趣旨から外れた解釈をされて少し残念だ」としている。(産経新聞)

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