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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】“高等生物”がいるかもしれない太陽系外惑星 (1/2ページ)

 10月の末に、NASAのケプラー探査機が役目を終えた。10年近く観測してきたが燃料が尽きたのだ。

 この探査機は太陽系外の惑星探査で多くの業績をあげてきた。なかでも、太陽系の外にある恒星の多くは、その周囲を回る惑星があること、そのうち約5分の1が地球に似た大きさや軌道をもつことが分かった。

 つまり惑星は恒星が作られたときのよくある産物だということが、ケプラー探査機のおかげで分かったのだ。

 なぜ「太陽系外惑星」が研究の焦点になっているのだろう。それは私たち人類のような高度の生物が太陽系の一惑星、地球だけにたまたま生まれたのだろうかという根元的な疑問に答えるためだ。

 かつては地球上の生命は特別な偶然がそろって初めてできたと思われていた。しかし現在では、水があり、温度も地球のようなところでは生物が生まれることが分かってきている。つまり、地球上の生物は、生まれるべくして生まれたものだということになった。

 だとすれば、この広い宇宙に地球のような惑星があって地球とは別に生命が生まれたとしても不思議ではない。はじめは原始的な生物でも、時間がたてば進化して高等生物が生まれる可能性も否定できないのだ。

 ケプラー探査機の寿命は尽きたが、太陽系外惑星の研究が終わったわけではない。地球上からの観測は大気に邪魔されて不可能だが、探査機や人工衛星を使った研究は続けられている。

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