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ゴーン容疑者めぐり“特捜部長”の新旧エース対決! OB若狭勝氏「大鶴氏は冷静、森本氏は情熱的」 (1/2ページ)

 日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)の弁護人を、元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士(63)が務めることが判明した。現特捜部長の森本宏氏(51)が指揮する世界的なカリスマ経営者をめぐる異例の事件は、現特捜部長vs元特捜部長という新旧エース対決の構図で法廷に持ち込まれることになる。泣く子も黙る死闘が展開されそうだ。

 大鶴氏は2005年に特捜部長に就任し、在任時にライブドア事件や村上ファンド事件、佐藤栄佐久・元福島県知事を起訴した談合・汚職事件などの捜査を指揮した。

 対する森本氏は17年に同職に就き、今年6月に導入された司法取引制度で、初めて適用されたタイの発電所建設事業をめぐる「三菱日立パワーシステムズ」(MHPS)の贈賄(ぞうわい)事件を指揮している。

 両氏と面識のある元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、2人の人物像についてこう語る。

 「大鶴氏は、実直な性格で自由党の小沢一郎共同代表の資金管理団体『陸山会』をめぐる収支報告書虚偽記入事件の捜査に関わるなど、書類上の虚偽をめぐる事件の捜査経験も豊富だ。捜査に対するスタンスは冷静で、証拠関係を徹底的に分析して割り出し、淡々と捜査を進めていく」

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