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米軍艦、台湾海峡を通過 首脳会談前に中国けん制

 米太平洋艦隊は28日、米軍艦2隻が同日、台湾海峡を通過したと発表した。ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席が近く会談するのを前に、米国が軍事力で牽制(けんせい)した形で「自由で開かれたインド太平洋への取り組みを示すもの」と説明した。米軍艦の台湾海峡通過は7月以降3回目。

 通過したのはミサイル駆逐艦と補給艦の2隻で、太平洋艦隊は「米海軍は国際法が許す限りどこでも飛行、航行、運用を続ける」と強調した。中国側は米軍艦が台湾海峡を通過するたびに「懸念」を表明している。

 米中首脳は今月末からアルゼンチンで開かれるG20(20カ国・地域)首脳会合に合わせて会談する予定で、通商や安全保障問題で突っ込んだやりとりが予想されている。(共同)