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風俗街から中国人街に変貌…西川口でいったい何が!? 中国人急増地域の実態に迫る (1/3ページ)

 出入国管理法改正案が衆院を通過した。法案が成立すれば、外国人労働者の受け入れが拡大することが予想されるが、すでに外国人の急増で大きく変貌した街がある。かつては風俗街として栄えた埼玉県川口市の西川口が、いまや“中国化”しているのだ。現地で何が起きているのか。(報道部・松村友二)

 東京駅から電車で約30分。JR西川口駅西口を出て少し歩けば、独特な香辛料の香りが漂い、多くの歩行者から中国語が聞こえてくる。外装が派手に飾られた中国系の店舗が立ち並び、食品店に入れば鴨の頭や豚足の煮込みなど、本場さながらの珍しい食材が並ぶ。見た目は何の変哲もないスーパーも、中国語のメニューがぶら下げられたフードコートがあり、客も中国人しかいないように見受けられる。

 ある中華料理店に入ると、大きな水槽に入った数十匹の草魚や、金色の招き猫がお出迎え。天井からぶら下がる赤いちょうちんや中国語のみの壁のメニューに目を奪われる。「牛ハチノス炒め定食」と「麻辣鴨首」を注文したが、店内が中国人でいっぱいになるのも納得できる味だった。

 近くの中国製品が並ぶ商店では、日本語の表記はなく、日本人が店に来ることは1カ月に1度ほどだという。夜になると中華料理店がギラギラとネオンを光らせ、中国にいるのかと錯覚するほど。1人で店に入るのは少し心細い思いだった。

 様変わりした街に、駅の利用者は「怖い感じがする」(70代男性)、「乗っ取られるんじゃないかと思う」(70代女性)などの意見がある一方で「以前から雑然とした街には変わらない」(別の70代男性)との声もあった。

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