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日露首脳会談の展望は…「来年6月、G20での平和条約に期待」 鈴木宗男氏インタビュー (1/2ページ)

 安倍晋三首相は、アルゼンチンで30日に開幕するG20(20カ国・地域)首脳会議に合わせて、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と通算24回目となる首脳会談を行う。北方領土問題解決に向けた、平和条約交渉の加速化が注目される。これに先立ち、日露交渉をよく知る、新党大地の鈴木宗男代表(70)が、夕刊フジのインタビューに応じた。

 「安倍首相は、父親の安倍晋太郎元外相の秘書時代から、対露交渉の経緯を知っている。何も心配はない」

 鈴木氏は冒頭、こう語った。北海道・沖縄開発庁長官時代の1998年、現職閣僚として初めて国後、択捉両島を訪問するなど、北方領土問題に深く関わってきた。

 インタビュー当日(27日)も、鈴木氏は官邸で安倍首相と面会し、「北方領土の元島民の平均年齢は83歳。1つでも2つでも島が返り、自由に行け、国後島の周辺の海を使える。この3つが、元島民らの願いの最大公約数だ」と伝えた。

 安倍首相は「元島民の思いを踏まえ、必ず交渉を加速させる」と約束したという。

 北方領土交渉は今月14日、大きく動いた。

 安倍首相は同日、シンガポールでプーチン氏と会談し、「平和条約締結後、歯舞群島、色丹島を引き渡す」と記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に、今後3年以内での平和条約締結を目指すことで合意したのだ。

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