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「訪日」北朝鮮体育相ら一団の“特権階級”ぶり目撃! 国連制裁で禁輸のぜいたく品「電子たばこ」堂々使用

 北朝鮮オリンピック委員会委員長を務める金日国(キム・イルグク)体育相らが先月27日から30日まで、東京で開かれた各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会に出席するため来日していた。日本政府は独自制裁の一環として、北朝鮮籍保有者の入国を禁止しているが、「国際スポーツ」関連のため、特別に許可した。都内では、訪日団の“特権階級”ぶりが目撃された。

 「総会が開かれたホテル入り口近くの屋外喫煙所で一服していると、胸に金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)親子のバッジを付けたスーツ姿の男性4人がやってきた。このうち1人は『電子たばこ』を取り出し、くゆらせ始めた」

 ANOCの関係者は、こう証言した。突然現れた一団に驚き、視線を向けたところ、「すごい表情でにらみ返してきた」という。

 北朝鮮では、ダンヒルやマルボロによく似た自国銘柄のたばこが生産・発売されている。ただ、「現時点で『電子たばこを開発した』という報道はない。結局、外国製たばこが一番人気だ」(北朝鮮事情通)という。

 国連安保理は2006年、北朝鮮へのぜいたく品輸出を禁止する決議をした。日本政府は同年、たばこを含めた制裁品24品目をリスト化し、関係政令を改正して禁輸している。

 今回目撃された「電子たばこ」は日本でも高価で、国際社会の制裁下にある北朝鮮では、さらに高級品になるという。

 前出の事情通は「日本入国後に入手した可能性もあるが、国連制裁で禁輸となっているぜいたく品を堂々と使う姿は、特権階級だけが裕福に暮らせる、いびつな社会を象徴している。金体育相や周辺人物の権力がうかがえる」と分析している。

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