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【高橋洋一 日本の解き方】G20で存在感見せた安倍首相、国際的にも孤立深める文大統領 来年の大阪開催も日本の好機 (1/2ページ)

 20カ国・地域(G20)首脳会合など、国際的な会議での楽しみ方の一つは集合写真での各国首脳の立ち位置である。

 アルゼンチンで開かれたG20では、前列はアルゼンチンのマクリ大統領が中心で、向かって左に、安倍晋三首相、トランプ米大統領、マクロン仏大統領らが並び、右側には習近平・中国主席、プーチン・ロシア大統領らが並んだ。

 中心が議長国のマクリ大統領なのは当然だが、その隣が安倍首相だった。

 国際会議の立ち位置については各国首脳が競い合うのではなく、実はシンプルなルールがある。(1)議長国の首脳が中央(2)首相よりも大統領が内側(3)在任期間の長い首脳が内側-というものだ。順番は議長国がその都度決めてよいが、大体この原則になっている。もっとも各国首脳間で譲り合えばルールに縛られることもない。

 G20では、次期議長国の首脳が開催国首脳の隣にくるのが慣例なのだが、それを割り引いたとしても、安倍首相は目立っていた。メルケル独首相が専用機のトラブルでG20の開催に間に合わなかったので、写真の中で安倍首相は最も在任期間が長い先進国の首脳となった。

 集合写真における安倍首相の立ち位置は、今の日本の世界における位置を表しているといえる。

 安倍首相はG20の間、トランプ大統領、習主席、プーチン大統領と会談した。またトランプ大統領、インドのモディ首相と日米印3カ国による初の首脳会談も行った。

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