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北朝鮮、長距離ミサイル基地を拡張か? 米CNN報じる

 米CNNテレビは5日、米専門家らが衛星写真を分析した結果として、北朝鮮が北部のミサイル基地を拡張し、新たな拠点を構築しているとみられると伝えた。核弾頭を搭載して米本土を攻撃できるICBM(大陸間弾道ミサイル)の拠点となる恐れもあるとしている。ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による6月の米朝首脳会談の合意が、事実上破られたのか。

 核問題専門家ジェフリー・ルイス氏らの分析によると、米情報機関がすでに確認していた基地から約11キロ離れた谷間で建設作業が行われていた。新たな基地か、既存の基地に付随する施設かは不明。ミサイルの貯蔵が可能な地下トンネルと5カ所の入り口が設けられ、土や樹木を使って外部から見えにくくする作業も施されている。

 建設作業は昨年始まり現在も継続中。米朝首脳会談で正恩氏が非核化に合意した後も続いており、ルイス氏は「正恩氏が何と言おうと、北朝鮮は核ミサイルの製造と配備を続けている」と指摘した。

 トランプ米政権は「来年1月か2月」に米朝首脳再会談をする方向で北朝鮮側と協議を続けている。だが、トランプ氏が「正恩氏の裏切り」と認識すれば、米朝関係は再び緊張する可能性が高い。

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