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ノーベル賞・本庶教授が『有志竟成』色紙を寄贈 自身の座右の銘「この言葉で、困難な時もやってこられた」

 ノーベル医学生理学賞を受賞する京都大の本庶佑特別教授(76)が、スウェーデン・ストックホルムのノーベル博物館を訪れ、自身の座右の銘である「有志竟成(ゆうしきょうせい)」と書かれた色紙を納めた額を寄贈、同博物館が6日午後(日本時間7日未明)、報道陣に公開した。

 有志竟成は「志がしっかりしていれば、いつかは実現できる」という意味。本庶さんは寄贈後に臨んだ公式記者会見で「私の信条。この言葉で、困難な時もやってこられた」と研究生活を振り返った。

 本庶さんは6日午前に妻、滋子さん(76)らと訪問、他の受賞決定者とも顔を合わせた。受賞する人は博物館に記念品を寄贈するのが通例となっている。

 受賞決定者が館内にあるカフェの椅子の裏にサインするのも恒例。共同受賞者のジェームズ・アリソン米テキサス大教授と同じ椅子に漢字で氏名を記入し、日付には「平成」の文字も加えた。

 博物館職員によると、日本への土産に、ノーベル賞のメダルを模した人気のチョコレートを1500枚購入したという。(共同)