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凶暴化!激増する北漂着船と忍び寄る脅威 「特定失踪者問題調査会」荒木和博代表が警告! (1/2ページ)

 北朝鮮からとみられる木造船の漂流・漂着数が激増している。警察庁は2018年版「治安の回顧と展望」で、初めて外事事案として取り上げた。漁船の凶暴化だけでなく、覚醒剤密輸や偽装上陸の可能性も指摘される。日本各地の漂着船を調べている「特定失踪者問題調査会」の荒木和博代表は今月、『北朝鮮の漂着船 海からやってくる新たな脅威』(草思社)を出版した。

 「日本が今、危機的状況にあることを知ってもらいたい。漂着事案は『たまたま船が着いた』というのではなく、バックに大きな意味が隠されている可能性がある」

 荒木氏はこう語った。新著には、全国各地の漂着現場を取材した結果が詳細に記されている。

 昨年11月の深夜、秋田県由利本荘市の海岸に木造船が漂着し、乗組員8人が警察に保護された。全長約20メートルの木造船は翌々日の朝、係留先の防波堤から姿を消した。地元では「あと2人乗っていた」という噂が流れた。漁業の経験を持つ脱北者からは、同サイズの船には「17~18人乗る」という指摘があったという。

 北朝鮮漁船の凶暴化も目立ってきた。

 日本海の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場「大和堆」周辺で違法操業していた北朝鮮漁船が今年秋、海上保安庁の巡視船に接触してきた。巡視船の一部が破損した。また、海保の巡視船への投石も今期20件ほど確認されている。

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