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【一服啓上 島田雅彦】麻雀に情熱燃やした学生時代 岩松了さん「浅間山荘事件、雀荘で徹マンしながら…」 (1/2ページ)

★ゲスト 演出家・俳優 岩松了(上)

 作家で大学教授の島田雅彦さん。好奇心のアンテナは常に広角に張り巡らされている。そんな島田レーダーが強く反応した人物を招いての“一服対談”も最終回。「締めはぜひこの方に」とご出演願ったのは、東京外国語大学ロシア語学科の先輩でもある岩松了さんだ。

 岩松 先輩といっても私は中退。1年を2回、2年を2回、一応4年通ったけど除籍になった身なので(笑)。

 島田 外語大の中でも文法が非常に複雑なロシア語学科は、ストレートで卒業するのは6割ぐらいですからね。

 岩松 ロシア語を選んだのは、高校の時にちょっとロシア文学に憧れたってだけなんですよ。

 島田 チェーホフとか。

 岩松 ドストエフスキーとか。それらを研究していればどこかにたどり着けるだろうと思って。でも、研究どころかすぐに麻雀を覚えてしまった。

 島田 麻雀に情熱を燃やしたわけですか。

 岩松 ただ怠惰にやっていただけです。浅間山荘事件って夜通しテレビ中継してたじゃないですか。あれ、雀荘で徹マンしながら見てました。

 島田 演劇部にも所属していたんでしょう?

 岩松 当時、外語大には過激派と穏健派の2つの演劇サークルがあり、私は何となく穏健派の方に入ったんです。2人芝居の一方に選ばれたのが初舞台なんですが、過激派の乱入で舞台が燃やされ大騒動でした。ちなみに相手役は後にフジテレビのアナウンサーになる英米語科の田丸美寿々。

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