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【高橋洋一 日本の解き方】立憲会派は「選挙互助会」に 平気で「踏み絵」踏む人たち 国民民主は草刈り場の道も (1/2ページ)

 「無所属の会」の議員をはじめ、民主党や民進党出身者が相次いで立憲民主党の会派に入っている。民進党の分裂とは何だったのか。

 2017年10月の衆院選において、民進党は、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった希望の党への合流をもくろんでいた。一部は実際に希望の党へ行ったが、党代表だった小池百合子都知事から「排除」されたリベラル勢力は、10月に結党した立憲民主党または無所属で衆院選を戦った。

 選挙後、希望の党も分裂し、民進党から合流した議員らは、国民民主党を結党した。結果として民進党は、国民民主党、立憲民主党、無所属の会に3分裂したといってもいい。

 もし小池氏が「排除」と言わなかったら、民進党は選挙のために希望の党と合流したかもしれないが、基本政策の違いがあるので分裂は避けられなかっただろう。

 ここにきて、来年7月に予定されている参院選で、ひょっとしたら衆院選とのダブルになるかもしれないという政治状況の中、再び「選挙互助会」的に、旧民主党勢力が集まり出してきたようだ。

 立憲民主党への合流について、枝野幸男代表は「3つの踏み絵」を迫っているという。(1)米軍普天間基地の辺野古への移設反対(2)原発反対(3)消費増税反対-だ。

 民主党政権時代には、(1)辺野古への移設容認(2)原発当面容認(3)消費増税賛成-だったではないか。(1)は、鳩山由紀夫政権当時、「最低でも県外」と言いながら、結局取り下げた。(2)でも、原発事故を受けて再稼働のみを止めたが、原発を廃棄させるまでには至っていない。(3)も野田佳彦政権で、筆者からみれば、デタラメの「税と社会保障一体改革」で消費増税を決めている。

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