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【一服啓上 島田雅彦】ついに禁煙…岩松了さん、新作は「初めてたばこなしで書いた作品」 (1/2ページ)

★ゲスト 演出家・俳優、岩松了さん(下)

 「書くだけではストレスが溜まる。演出や役者の仕事をするのは人と直に関わりたいから」というお二人。外語大でロシア語を学んだ以外にもそんな共通点があるのだ。

 島田 共通点といえば、お互いたばこが欠かせないタイプですが、岩松さんは今年2月に禁煙されたそうですね。

 岩松 医者からいろいろ言われてついに屈してしまいました。それまでは1日5箱ぐらい、本を書くときも芝居の稽古中も吸っていたので、今も執筆したり一人で考え事をするときなど無性に口さみしくなります。つくづく「たばこは俺らの仕事に欠かせないなあ」と思いますよ。今ちょうど新作を書いている最中ですが、これが初めてたばこなしで書いた作品になります(笑)。

 島田 来年3月にシアターコクーンで上演する作品ですね。

 岩松 「空ばかり見ていた」というタイトルの、男女の恋愛に内戦をからめた芝居です。

 島田 日本は西南戦争以来内戦のない国なので、どういう描き方になるのか楽しみです。

 岩松 どれだけ内戦をリアルに描けるかわかりませんが。

 島田 演出家・岩松了はどういう感じですか。

 岩松 けっこう繰り返し稽古するタイプですよ。若い頃は厳しくやることもあったけど、最近は丸くなりました。禁煙したので投げる灰皿もないし(笑)。島田さんがオペラや演劇の演出をしたときはどうでしたか?

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