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「昭和大藤が丘病院」で入院中乳児をうつぶせ放置、脳死状態に… 昭和大「詳細は答えられない」 (1/2ページ)

 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)治療のパイオニアとされる昭和大学の付属病院で、口唇口蓋裂治療の手術を受けるため入院中だった当時5カ月の乳児が、担当医にうつぶせの状態で放置され、脳死状態に陥っていたことが分かった。大学側は夕刊フジの取材に事実関係を認めた。

 関係者によると、問題が発生したのは、横浜市青葉区の昭和大学藤が丘病院。2018年5月30日、当時生後5カ月の乳児が、翌日に口唇口蓋裂治療の手術を控え、診察を受けていた。乳児の診察を担当した医師は、乳児を両手で持ち上げて診察し、うつぶせに寝かせた状態で放置したという。その後、巡回中の看護師が全身蒼白(そうはく)の乳児を発見。呼吸停止、心肺停止状態となっていた。

 救命措置を行ったところ、乳児の心臓は再び動き出したが、自発呼吸は確認されず、都内の病院に搬送。同年7月には品川区の昭和大学病院の集中治療室(ICU)に転送された。関係者によると、乳児は同年8月の時点では脳死状態が続いていたという。

 口唇口蓋裂とは、上あごや唇などの一部が生まれながらにして割れている症状で、国内では約500人に1人の頻度で発症するとされている。症状の個人差は大きく、永久歯の生え方や話し方に支障が出る場合もある。

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