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【編集局から】京都出身というだけで「いやらしい人間」のレッテルを貼られ…

 実家の京都に家族全員集まる年末年始は、大変にぎやかになりました。家族がそれぞれ別の地域で働いているがゆえ、今になって共感できる悩みもありました。

 京都出身というだけで「いやらしい人間」のレッテルを貼られてしまう。共感できる京都人も多いのではないでしょうか。何気ない会話で同僚や先輩を褒めても「また、そんな言い方してイケズ~」と言われることも珍しくありません。

 先日父は玄関前を掃除した後に、ご近所さんから「あらっ、キレイにしたはりますねぇ」と言われ、「えらいすんません、今まで汚くて」と返答したそうです。玄関が汚いですよ、と嫌みを言われたのだと父は思ったのです。

 嫌みを言われてしまうと、イラッとすることもありますが、弟は逆に“京都方式”を利用して反撃したと言います。

 おしゃべりの止まらない上司に「黙ってください」の意を込めて「連絡がマメですね」と言ってやったそうなのです。ただ、上司はそれに気づかず、うれしがったそうですが…。

 一部地域に限ると思いますが、今までどれだけ生きづらい社会に身を置いてきたんだと嘆きさえ感じた年末年始でした。(松村友二)