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【編集局から】行き付けの店がよくつぶれるが… 喫茶店マスターの話に「ホッ」

 大きな声ではいえませんが、昔から私が行き付けにするようになった飲食店はよくつぶれます。おいしいことは大前提で、空いていてゆったりできる店が好みなので、そりゃ経営は成り立たないでしょ、というだけの話かもしれませんが…。新たに都内にワンルームを借り3カ月がたちましたが、甘~いミカンをほぼ毎日買うようになっていた近所の青果店が、なんと大みそかをもって閉店してしまいました。

 で、最近通っている近所の喫茶店。銀座なら1000円は下らない3種類のおいしいブレンドコーヒーを、400~630円の格安で入れてくれる。住宅地の奥まったところにあって、立地はよくない。客が1時間私だけだったこともあります。嫌な予感がよぎりましたが、マスターの話に少しホッ。「ここはもともと実家の駐車場だったところに建てたもので、一応家賃を母親に渡していますが、格安です。都内で飲食店を経営する場合、出費の大半は場所代。材料費だけなら経営は成り立つんですよ」

 私自身50代を迎え、同年代の友人には定年後、飲食店経営を夢見る者もいますが、持ち家があるなら店に改装し、徐々に客層を広げていく形を取れれば成功率が高いみたいです。(運動部・宮脇広久)